美容室、エステ情報

ヘアサロンと市販でヘアカラーはどう違う?

美容室  |

美容院で染めるか市販のヘアカラーを使うか。髪を染めるときには誰もが悩むことでしょう。そもそも美容院と市販のヘアカラーにはどんな違いがあるのでしょうか。

1.薬剤の強さ

一般的なヘアカラーに使われる酸化染毛剤(アルカリカラー剤)は、髪に色素を入れる薬剤(1剤)とブリーチ効果を発生させる過酸化水素(2剤)を混ぜ合わせることで完成します。美容院の場合、すでに染まっている毛先にはブリーチ効果の弱いもの、新しく生えてきた根元にはブリーチ効果の強いものと2剤の強さを調整した上で塗り分けてくれます。2剤の濃度は最大6%と定められており、美容院では6%と3%を使い分けるのが基本のようです。

一方、市販のヘアカラーは2剤の濃度を6%に固定しています。誰でもムラなく染めることができる反面、髪へのダメージは少し気になるところかもしれません。

2.技術の違い

美容院のヘアカラーは、自分の希望を美容師さんに伝えるとムラなくキレイに仕上げてくれます。今の髪質や髪色を見ながら細かく調整してくれるので、自分でいろいろ考えながら染めるのは面倒という人は美容院にお願いすれば安心です。

市販のヘアカラーは自分で見えにくい後頭部までムラなく染めたり、染まりやすい・染まりにくい部分を把握した上で薬剤を塗ったりと、それなりの技術が必要になります。ヘアカラーに慣れている人であれば特に問題なく染められるでしょう。

3.費用と手軽さの違い

ここまで見てみると美容院のヘアカラーの方が優れているように思えるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。市販のヘアカラーの1番の魅力は安さと手軽さ。美容院のヘアカラーは数千円かかりますが、市販のものであれば数百円で染めることができます。それに時間もあまりかからないので、染めたいと思ったときに染められるのも嬉しいポイントです。最近のヘアカラーは進化しており、簡単に染められるものも増えてきました。

美容院と市販、それぞれのヘアカラーにメリットとデメリットがあります。髪のコンディションやライフスタイルに合わせて好きな方で髪を染めてみるといいでしょう。

« »

おすすめ美容室カテゴリー